犬たちがくれた音 聴導犬誕生物語

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犬たちがくれた音 聴導犬誕生物語

  • ISBN:9784323060835

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内容説明

“耳の不自由な人に、生活に必要な音を教える犬”を育てる 感動ノンフィクション

日本では数が少なく、あまり知られていない聴導犬。一頭でも多く聴導犬が誕生してほしい、一人でも多くの人に聴導犬のことを知ってほしい……そう願って聴導犬を育てる活動をしている人々と、聴導犬をめざす犬の物語。

目次

はじめに
1 もう犬をすてないで                           
2 ハナ、テストを受ける                          
3 盲導犬訓練士になる夢                    
4 聴導犬になる子犬を育てよう                
5 ソーシャライザーの仕事とは                  
6 子犬育てが始まった                          
7 ハナが家にやってくる                 
8 天国に行ったサワちゃん                        
9 いよいよ聴導犬の訓練だ                       
10 オレンジ色のコートの使命                      
11 ハナ、病院へ行く                     
12 さまざまな道を歩む犬たち                     
13 輝きだした瞳                    
14 ピーアール犬はピンクのコート                   
おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

瑪瑙(サードニックス)

40
動物保護団体の前に捨てられいた子犬。その内の1匹のハナが聴導犬に向いているのではないかという事で、その訓練が始まる。聴導犬の事はテレビなどで知っていましたが、どのように育てられるのか?どのように訓練されるのか?どのような方達が育ててくださっているのか?全然知りませんでした。この本を読んで良かったです。盲導犬や聴導犬、介助犬を動物虐待と言う人がおられるとの事。それは違うと思う。犬だって、中にはそういう仕事をする事によって瞳を輝かせて、喜ぶ子だっていると思う。人間でいう所の生きがい。犬にだってあると思う。2015/11/03

書の旅人

14
古本めぐりの旅で手に入れた。以前から盲導犬やセラピー犬に興味があり、その関連本を読んでいたので、もちろんこのお話にも、興味津々。表向きだけのことだけではなく、裏の話ももっと知りたい。いずれはそれらを全て、子どもたちに伝えることも取り入れたいと思っている。犬も引き取り、「今はこんなに幸せな顔をしているだろ」と、直に見せてあげよう。2016/08/17

seraphim

7
読友さんからいただいた本。小学校高学年からの児童書。聴覚に障がいをもつ人をお手伝いする聴導犬。その聴導犬の候補生の仔犬を育てるボランティア、ソーシャライザーの大澤さんと、聴導犬候補生の犬たちとのお話。盲導犬候補生の仔犬を育てる、パピーウォーカーは知っていたが、聴導犬の場合は、ソーシャライザーということは知らなかった。お仕事をしている犬たちは、みなとても凛々しい。聴導犬や盲導犬がもっと社会に浸透すると良いなぁと思った。2012/10/22

ぁりか

4
聴導犬の素晴らしさ、人との関わりを改めて感じました。私も将来絶対パピーウォーカーをしたい。2009/08/03

おはなし会 芽ぶっく 

3
盲導犬の話は目にしますが、聴導犬の話はあまり出会えませんでした。教科書のおすすめに載っていたおかげです。2018/12/17

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