みおちゃんも猫 好きだよね?

神戸遥真 作/miii

小学校高学年から

判型(サイズ)
四六判
ページ数
176ページ
初版
2024年7月
ISBN
978-4-323-07551-8

定価1,650円 (本体1,500円+税)在庫あり

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とってもかわいい転校生のみおちゃん。わたしとはちがう世界の住人だって思ってた。

とてもかわいい転校生のみおちゃんは、重度の猫アレルギーがあることを秘密にしていたが、猫のいる雑貨店でみおちゃんの誕生日会を開く計画が勝手に進んでしまう。見えない病気や困難と配慮を考えるきっかけの一冊に。

■□■神戸遥真さんのメッセージ■□■
朱梨(あかり)のクラスメイトのみおちゃんは、とってもかわいくて完ぺきな女の子。だけど、じつはみんなにかくしていることがあって……? 人には、見た目だけではわからないさまざまな困難があることがあります。それを知ったとき、自分には何ができるのか。世の中にはどんな工夫があるのか。朱梨たちといっしょに考えてもらえたらうれしいです!






読者の声

  • 「みおちゃんも猫 好きだよね?」の感想

    「絵がガーリーだから私の好みとは違うかも・・」と正に「見えていることだけで判断」しそうになってしまいました。読んでいく内に朱梨のどっちつかずな言動にモヤモヤしだし、「ううぅ」と思いましたが、とにかく最後まで読むことにしました。朱梨が、少し自分を出した場面は、おお、彼女なりの方法で突破した!と嬉しくなりました。朱梨と似たタイプの子は感情移入しやすいでしょうし、みおちゃんや志倉さん、茉希ちゃんのような「目立つ」タイプの子が、朱梨タイプを理解するのにもよい物語だと思いました。この物語の最もよいところは「とにかくみんな仲良くが最高」という道徳ではなく、「人はみんな違うし、抱えているものも違う」「でもそのままでも(+少しの勇気)繋がれる」という終わりだったところです。表紙の「も」の色が違っていることが持つであろう意味に、朱梨に少し似て控えめな友人が気づいてくれるといいなと期待しながら薦めてみます。

    (女性)

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