中川ひろたかの はじめてのテツガク絵本

おこる

中川ひろたか 作/長谷川義史

幼児から

判型(サイズ)
A4変型判/24.6×21.4cm
ページ数
32ページ
初版
2008年9月
ISBN
978-4-323-07119-0
ジャンル
絵本

定価1,540円 (本体1,400円+税)在庫あり

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“おこる”ってなんだろう?
おこられることがいやだったという作者の実体験から生まれた絵本

毎日怒られてばかりのぼく。怒られない世界へいってみたものの、何をしても怒られないのはひとりぼっちでさびしい。怒られたらいやなくせに、ぼくも怒ることがある。「なんで人は怒るんだろう」と深く考えさせる一冊。

▼著者メッセージ

怒るというのは、
なかなかやっかいな感情です。
怒るのは、嫌だけど、
怒らなければならないってことは、ある。
人はどこまで、許せるか。
長谷川義史の「いいからいいから」(注*)というおじいちゃんみたいに
どこまでも、許せたらいいんだけど。
許せないことって、いったい、どんな時なんだろう。
怒らなくてはならないのって、どんな時なんだろう。
これって、人権のこと、平和のこと、
地球に暮らす人類全ての問題に通じることなんだよね、実は。

中川ひろたか

(注*)『いいからいいから』1〜3(長谷川義史/作絵 絵本館)

お知らせ

読者の声

  • 「おこる」の感想

    「つい怒り過ぎた時に、読みたい絵本」とあったので、気になり購入しました。怒った気持ちをどのように表現しているのか、子どもに「怒る」ってこんな気持ちをぼんやり伝えたくて。「怒る」って難しい題材ですね。母親として怒らない人になりたいものですね。

    (33歳・女性)

  • 「おこる」の感想

    7歳の孫は、よくちょっとした事で怒ります。
    怒るという気持ちを絵本を通して笑うという気持ちに変えていってくれたらと思い、買いました。孫に怒るということを考え話し、よく笑う子になってほしいなぁと思っています。

    (主婦・60歳・女性)

  • 「おこる」の感想

    児童に読み聞かせをする時、必ず「泣いた」と「おこる」をセットにして読み聞かせをしています。人間の素直に湧き出る感情をそのまま表現にしているこれらの絵本は、子供達にストレートに伝わり、泣いていいんだよ、おこってもいいんだよ、とうながしてくれるいい絵本だと思います。

    (学校司書・49歳)

  • 「おこる」の感想

    子どもをおこってばかりで反省していたのですが、そんな時にこの本を読んであげたらおこっている自分を客観的に見られて落ち着けるのではないかと思って購入しました。なんだかおこらずに済むような気がします…。

    (保育士・31歳)

  • 「おこる」の感想

    4才になる子どもが最近ちょっとしたことですずおこるので購入したのですが、読み終わったらいつも「ママもあんまり怒らない人になりたい」というと「ぼくもー!!」という会話を毎回しています。とても読みやすいので子供も絵だけみながら読んでいます。

    (会社員・36歳)

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